【感想・レビュー】Netflix韓国ドラマ『Mr.プランクトン』―孤独と再生の旅路を描いたヒューマンストーリー

humen

みなさんこんにちは

韓国大好きこりどりです!!!

 

今回は、

Netflixオリジナルの韓国ドラマ『Mr.プランクトン』(2024年11月配信)

について書いていきたいと思います。

 

この作品は、人生の終わりを意識した主人公が

“家族”と“自分自身”を探す旅に出る物語です。

 

題名からは想像できない内容が繰り広げられます


主演のウ・ドファン、イ・ユミ、オ・ジョンセらが繊細な演技で魅せる本作は、

静かながらも深く心に残るヒューマンドラマです

 

最初の印象的なシーンが、最後にどうつながるのか

それもまた見ものです!!

あらすじ(ネタバレなし)

人生に意味を見出せず、流されるように生きてきた男・ヘジョ。

 

なんでも屋として様々な泥臭い仕事もこなしてきた。

 

そんなある日、

事務所にヤクザの一人娘がやってくる。

 

この一人娘はヘジョに対し、

望まない結婚から逃げるために結婚式で自分を攫うように依頼した。

つまらないと思っていたが、依頼内容をきいて面白いと感じたヘジョは実行に移した。

 

作戦当日、ヘジョはバイクに乗って花嫁を連れ去ったが、

その途中、ヘジョの視界が歪み、二人はそのまま倒れこんだ。

 

目が覚めるとヘジョは病院のベッドに横たわっており、

依頼人の女はすでにヘジョを置いて国外逃亡していた。

この時に女がヤクザのお金をすべて奪って逃げていたため、

ヘジョはこれ以降ヤクザから追われることになる。

病院をあとにしようとしたヘジョを医者が止めた。

 

そして、彼はその日、突然の余命宣告を受ける。

遺伝性の脳の病気で、余命は三か月といったところだった。

 

そこから彼は、自分の“本当の父親”を探す旅に出る。

というのも、彼は

病院の過失によって見知らぬ精子で生まれた存在だったからだ。

 

生物学上の父親、つまりこの遺伝性の脳の病気をもたらした張本人を探すため

彼は旅を始めた。

 


そして、その旅に同行するのは、結婚式当日に彼に連れ去られた元恋人のジェミ。

 

家庭に執着しながらも何かが欠けたまま生きてきた彼女もまた、

自分を見つめ直す時間を過ごすことになる。

 

道中、二人はぶつかりあいながらも、

お互いにひかれあう気持ちに

気が付きながら

旅を続けていく…

 

キャストと登場人物

 

ヘジョ(ウ・ドファン)

病院の過失により、見知らぬ精子との受精で生まれた存在。

両親は途中でこの事実を知り、母親が自殺し家庭が崩壊した過去をもつ。

高校卒業時に区切りをつけて家出をし、

飢え死にしかけていたところをボンスクに拾われる。

そして突然の余命宣告を受け、

人生の最期に自分のルーツをたどる旅を始める。

 

ジェミ(イ・ユミ)

ヘジョの元彼女。

家庭に強い憧れを抱き、ヘジョとの結婚も望んでいたが、

いきなり「面白くなくなった。」と言われてヘジョに振られ

強く傷ついた過去を持つ。

その後、ヘジョとは離れた人生を送り、

新たな人と出会い、結婚式を目前にしていた。

だが、その結婚も妊娠したという嘘をついてまでしてしようとしていたものだった。

さらにその直前、病院で閉経を言い渡されており、

うしろめたさを感じていた。

そんなところにかつての恋人であるヘジョが現れ、

半強引的に旅へと連れ出される。

 

フン(オ・ジョンセ)

ジェミの婚約者。

由緒ある家の長男で、

ジェミに惚れこんでいる。

感想と見どころ

1. ウ・ドファンの圧倒的な存在感

主人公ヘジョを演じるウ・ドファンは、

自由奔放でありながらも内に孤独を抱えるキャラクターを見事に演技していました。

彼の演技は、視聴者に深い共感と感動を与えますね!!

そしてなんといっても、

蛇顔の王様です。

強引だけど愛に溢れたヘジョに

みなさんもハマること間違いなし!!!

2. 余命をテーマにした深い人間ドラマ

このドラマの大きな物語は、

余命を宣告されたヘジョが

自分のルーツを探し、愛する人々との関係を見つめ直す旅です。

人生の意味や家族の在り方について考えされられます…

血縁に囚われない「本当の家族」の意味が描かれています。

3. 映像美と音楽の融合

本作は、美しい映像と心に響く音楽が特徴です。

特に、旅のシーンでは、風景と音楽が絶妙にマッチしています

なんといってもOSTが綺麗で、おすすめです。

4. タイトル「プランクトン」は何をあらわしていた?

タイトルにある「プランクトン」ってなにを意味していたんでしょう。

海の中を自由に漂う存在を意味しているから、

ルーツを知らず放浪するヘジョの生き方を示しているのでしょうか….

それとも、

ヘジョがドラマでつぶやく

「プランクトンってあんなに小さいのに、酸素を作って

植物や動物を支えているってすごくないか?」

という台詞と関係しているんでしょうか。

生まれかわったらプランクトンになりたいという、

ヘジョの想いを反映しているのでしょうか…

物語全体のテーマと深くリンクしているワードであることは間違いないですね!!!

このドラマがおすすめな人

・感動系の韓国ドラマが好きな方

・「家族とは何か?」というテーマに興味がある方

・ウ・ドファン、イ・ユミ、オ・ジョンセの出演作が好きな方

・ちょっと変わったロマンスを求めている方

・一途な愛を求めている方

関連記事のご紹介

下記は、同じくNetflixで配信中の韓国ドラマに関する関連記事です。

あわせてご覧いただくと、韓国ドラマにもっとハマること間違いなしです!!!

 

Netflixをテレビの大画面で観たい方へ


Fire TV Stickがあれば、簡単にテレビでNetflixを視聴できます。


出演者の過去作品もおすすめ

まとめ

『Mr.プランクトン』は、人生の喪失と再生をテーマにしたヒューマンドラマです。
「家族」や「自分の居場所」について静かに語りかけてくるストーリーは、誰にとっても一度は考えたことのある問いを呼び起こします。

Netflixで配信中の本作、ぜひ一度ゆっくりと味わってみてください。

韓国ドラマ大好きなこりどりです

韓国ドラマが大好きなこりどりです
韓国ドラマのおすすめ情報や、韓国文化についての情報を中心に発信しています(*'▽')

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。

blog-@をフォローする
humenlove
blog-@をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました